2023-07-22

 

「トムのあの離陸は僕でも真似できない」

 

こんにちは、殿塚です。
ミッション・インポッシブルが大好きで
シリーズは全部観ています。
そもそもトム・クルーズが大好きで、
・トップガン
・オール・ユー・ニード・イズ・キル
あたりの作品も大好きです!

そんなトム・クルーズが
パラグライダーに挑戦していると聞いて、
居ても立っても居られず
公開初日に観てきました。

このブログは
プロのインストラクターからみた
「トム・クルーズのパラグライダー」
についての感想です。

※ネタバレはほとんどありませんが
気になる方はご注意ください。

 

トムのトレーニングの様子

 

 

「トムのあの離陸は僕でも真似できない」

実はトムは
スカイダイビングがとても上手なんです!

その様子はこちらで ご覧いただけます。

仰向けになってみたり、立ってみたり
いろんな体制で落下するのは
かなりの上級者です。
パラシュートでの着地も余裕!
これならパラグライダーも
簡単にこなすだろうと
公開前から思っていました。

実はスカイダイビングと パラグライダーの翼は
形や大きさが違います。

特に大きさ 70kgの人が乗る場合
スカイダイビングの翼が 13〜14m2 なのに対し
パラグライダーの翼は 25〜26m
2
倍くらい違います。

畳に換算すると スカイダイビングの翼は約8畳
パラグライダーの翼は約15畳
パラグライダーは風に乗って
上昇する遊びなので、
浮きが良いように大きいのです。

そしてスピードも
スカイダイビングの翼と比べると ゆっくりです。

スカイダイビングが50〜70km/h なのに対し
パラグライダーは30〜40km/h
少しゆっくりなので
スカイダイビングでうまく着陸できる方は
パラグライダーでの着陸も慣れるのが早いです。

「パラグライダーなら着地は難しくないな。」
と思っていたら!
今回トムが挑戦していたのは
「スピードフライング」でした!

スピードフライングの翼は
形はパラグライダーだけど、
翼の面積がスカイダイビングくらい
小さいものです。

スピードが速く 「上昇気流に乗る」というより
「山際を猛スピードで降りていく」
という遊び方のものです。

スリリングな楽しさの反面
斜面に激突して死亡する事故も
少なくありません。

少しの操作ミスが命取りとなります。
今回のスピードフライングは
最高速度80km/sだとか!
速い!!
スピードフライングは
スピード感も、操作感も
スカイダイビングの方が近いかも。

トムにとってはこっちの方が
やりやすかったのかもしれません。

また、通常のパラグライダーだと翼が大きい分、
映像にしたときに人間とのバランスが
悪かったのかもしれません。


こちらはパラグライダー

翼が大きい分 スピードフライングより
少し人が小さく見えます。

トムは見え方にも こだわったのかもしれません。

最後に
映画ではサラッと電車から 飛び降りて
離陸していましたが
あれは僕でもやったことがありません。

アクロバット飛行など
派手なことが好きな人が
熱気球から飛ぶ時にやるやつです。 

トムは崖から飛んだので
 熱気球より高さがありません。
うまく開かなかったときは かなりヤバいです。

バイクスタントが目立っていますが
僕からしたら 電車からの飛び降りテイクオフに
「おぉ!トムすげー!! 」ってなりました!!

 還暦すぎてなお 色んなアクションに挑戦する
トム・クルーズの 身体能力と度胸に脱帽です!

ちなみに 「スピードフライング」は
かなり難易度が高いですが 還暦を越えて
パラグライダーで飛ぶことは
パラ業界では珍しくありません。
日本では愛好者の3割が60歳以上です。

トムに憧れる そこの あなた
ぜひパラグライダーに 挑戦してみてください!

 

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